体幹トレーニング|小原拓也

小原拓也

少年サッカーにおいて体格の良さというのは大きなアドバンテージになります。
同年代の子供と比べて身体がしっかりしていれば試合で当たり負けするシーンは減ってくるでしょう!
身体を強くするにはトレーニングが必要ですが小学生の時に身体を強くするのにはどうしたら良いでしょう!

●体幹トレーニング&姿勢

一般的に筋肉を鍛える事をまとめて筋力トレーニングといいます。
なので厳密には体幹トレーニングも筋力トレーニングなんです。小学生で筋力トレーニングはしないほうが良いと言われている事が凄く多いです。
筋力トレーニングでも間接に負担をかけず重さは自重で回数も考えながらやっていく必要があります。
成長期に過度の筋力トレーニングをしすぎると筋肉や間接に負担をかけ痛める原因になってしまい成長の妨げになる場合があります。
小学生の頃に何より気にしてほしいのは正しいフォームです。

●正しい姿勢は良い選手の条件

お子さんは普段、御自宅でどのように過ごしていますか?
ご飯を食べている時、ゲームをしている時、勉強をしている時、学校の授業で座っている時お子さんはどのような姿勢でいますか?
1度意識して観察してみましょう!
腰が丸まって肩より顔が前に出ていませんか?
実はその姿勢サッカーをプレーしているうえでも悪影響を与えている可能性があります。
身体を強くするためには土台となる正しい姿勢が大事なんです。

●土台が出来てないのに体幹トレーニングだけやってもどうなの?

最近は体幹トレーニングも動画や本などで見れるようになりましたよね!
しかし、それは正しい姿勢という土台があったうえで行う事で初めて積み重なっていくものなんです。
悪い姿勢のまま積み重ねてしまうと、それは過負荷となってしまいます。
日本人は骨盤が後傾している人が多い為普通に座っていると背中が丸まりやすく猫背になる子が多いんです。
正しい姿勢をとっているとその姿勢をキープするにはお腹回りと、腰、背中の筋肉も使っているんです。
子供に「姿勢を良くしろ!」といくら注意してもなかなか改善されません!

正しい姿勢でいることはサッカーのプレー中でも好影響を及ぼします。
つまり、正しい姿勢が当たり前になるとサッカーに必要な土台となる筋肉を育てるトレーニングにもなっていると言えるのです。
その土台のうえで体幹トレーニングを積み重ねていくことで当たり負けしない強い身体ができます。
自分の子供に熱心に体幹トレーニングを進める親がいますが、この前提がないと身体の前面の筋肉を固くする体幹トレーニングは子供の怪我のリスクを高める行為になってしまうので注意してやりましょう!

 

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