ブンデスリーガ 2020/21シーズン|杉崎達哉

杉﨑達哉

先週18日、ついにブンデスリーガ 2020/21シーズンが始まりました。
開幕戦でバイエルンがシャルケに 8-0 という衝撃的なスコアで勝利、やはり今季も優勝候補No1でしょう。

そんな中、私は19日に行われたフランクフルト対ビーレフェルトの試合を見に行って来ました。
電車とバスを使ってスタジアムに行ったのですが、やはりコロナ前の週末と比べると 乗客が少なく、車内ではマスクの着用が義務付けされていました。試合会場となった 『ドイチェ・バンクパーク』は通常なら 51,500人が入れるのですが、コロナ対策のためにこの日はわずか6500人の観客のみがスタジアムで観戦することが認められていました。それ故、周辺はいつもなら多くのサポーターで盛り上がっていますが、大きな声を出している姿は見られず、入場ゲートも普段は混むのですが、待ち時間もなくスムーズに入ることが出来ました。

(スタジアム周辺の様子)

それでも試合前のスタメン選手発表になるとホームのフランクフルトサポーターが一人ひとりの名前を叫び選手を鼓舞、いよいよ今季も始まるのだなと実感しました。この日は長谷部誠&鎌田大地選手のフランクフルトコンビだけでなく、ビーレフェルトの堂安律選手も先発出場、3人の日本人選手が同時にピッチに立ちました。

(試合前の選手紹介の様子)

試合はフランクフルトペースで始まりましたが、ビーレフェルトの守備陣を崩せず 0-0 でハーフタイムへ。
後半開始早々にビーレフェルトが先制点を奪いますが、フランクフルトも意地を見せ同点に追いつきます。
その後は両チームとも勝ち越し点を奪うべく選手交代で流れを引き寄せるようとしますがゴールは生まれず、両チームとも勝ち点1を分け合う形となりました。長谷部選手は3バックの中央で守備陣を統率、鎌田選手はトップ下でチャンスを作るも得点を上げることは出来ず。

ブンデスリーガデビューとなった堂安選手は最初こそボールを受ける場面が少なかったですが、時間の経過とともに高い個人技を見せつけ、惜しいシュートを放ちビーレフェルト攻撃陣を引っ張るなど、3選手とも個々の持ち味を十分に発揮してくれました。
試合後は通常ならスタジアム周辺でサポーターがビールを片手にわいわい騒いでいるのですが、この日は多くの人が足早に電車に乗り込んでいました。

スタジアムにサポ ーターが戻って来て嬉しいなと思う反面、満員の観客の前で選手がプレー出来る日が来るのは一体いつになるのかなと思いながら私も自宅に帰りました。

関連記事一覧