友人が指導をしている街クラブでの最新の様子

キングパエリア

皆さん、お元気ですか?スペイン担当のキングパエリアです!
前回のブログではスペインのコロナ禍における状況を書かせて頂きました。

先日、友人が指導をしている街クラブでの最新の様子を聞かせて頂きました。
練習も通常で行われていますが、練習に入る前には必ず「検温」と「手洗い」、「手の消毒」をしてから練習に入るとの事です。
10月14日からのリーグ戦も無事に開幕したとの事です。

僕の友人はマタロという街クラブの11歳のカテゴリーの監督をしており、スペインではこの年代はキーパーを入れた7人制サッカーで行われています。
リーグ戦はホーム&アウェーで行われていて、親御さんが必ず試合会場までの送り迎えをしています。
ですので、試合では親御さんの声援がすごいんです笑

スペイン人は全員が監督という感覚で試合を見ますので、選手を預かっている監督・コーチはかなり大変です。。
特に審判はかなりのプレッシャーがかかり、ファールを取らなかったり、少しの迷いでもあれば一斉に文句を言われます。。もちろん、監督、選手からもプレッシャーをかけられます。。
(僕は絶対にスペインでは審判はしてはいけないといつも思ってました!笑)
それほど、1試合1試合にかける本気度がすさまじく、それは連敗をしようものなら普通の街クラブの小学生の監督でも辞めさせられてしまうという事を全員が共通理解があるのです。
これを1番最初に知った時には、本当にこの国はサッカーを中心に回っているんだなと思いました。

今回は、その現地の11歳チームの練習の様子と試合の様子を動画でお届けしたいと思います!
僕が伝えたいのは
この中に入って、選手の皆さんは1人で練習、試合をすることを想像してみてください。

技術的には絶対できると思います。練習も日本で行われている練習と変わりはないと思います。
でも、この練習が始まる前に監督が説明したことをまず理解しないといけないのです。

1タッチなのか?2タッチなのか?どのようなルールなのか?終わったらどこに並ぶのか?
ここに監督がチームに落とし込む戦術も理解しないといけないのです。
海外でプレーするっていう事は色々な事と戦っていかないといけないということです。
そして、これがプロだったら助っ人外国人として来ている訳ですから、プレーするためにはスペイン人よりパフォーマンスし上手くなければいけません。
海外でいつかプレーしたいという夢がある選手はそのような事を考えながら見て頂ければです!

それでは!

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