グラウンドも友達|小松原学

小松原学

ボールも友達と思ってますが最近、グランドも友達と思うようになってきた日々です。
連日の雨でグラウンドは常に水溜り、毎朝早く起きてグラウンドを見に行く日課になっています。

本日も朝グラウンド確認!!

グランドを作ってからこんなに水が溜まることもなかったですが今年は雨が多くて苦戦しています。
整備してもまた雨に負け、砂を入れても雨にやられ、筋肉痛は残り、靴は泥だらけ。

ですがこれも楽しい!!
グラウンドを持っている嬉しさ、またこのグラウンドで子供達のサッカーしている姿、夢を追いかけている姿はやはり最高ですね!
一緒に泥だらけになって今でも楽しくボールを追いかけらる幸せを感じます。

ぐちゃぐちゃの時もあり、凸凹の時もあり、水溜りもあり
毎回グラウンド状況が変わる中選手たちは工夫してサッカーするようになったのもいい事だと感じました。

最初の頃、僕たちが頑張って整備しても途中から雨で水溜りができてしまいどうなるのかなぁなんてみていたらやはり水溜りと
勝負してました(笑)

パスもシュートもキックもドリブルいつもと同じようにしていて全然進まない、苦戦して苦戦していろいろな方法を試してました。

そんな中ちょっとボールの下を蹴ってみたら?
ボールが溶けないように考えてみたら?

なんてヒントをあげたら小さい学年の選手も
うまくドリブルなど出来て今まで苦手だった水溜りも逆に突っ込むようになり楽しんでました。

グラウンドをよむ力がついたのか、周りを見る力がついたのか両方ついたのか??
成長を感じます(笑)

また練習終わった後も帰らず泥だらけになりながらまたボールと水溜りに向かう選手たちを見ていいなぁと思いました。
保護者の皆様にも感謝です!!
泥だらけを嫌がらずどんどん汚れてきて〜なんて!!
これが大人になっていい思い出になるんだなぁと思いながら子供たちに追いかけられ逃げてました(笑)

環境って大切なんだなぁと感じる日々です。
確かにグラウンド環境は雨で良くないかもしれませんがこの時にしか出来ない環境でサッカーできる経験は大きいなと思います。
将来、水溜りがある雨の試合もあります。
そんな時に経験していなかったら苦戦すると思います。技術も精神的にも

良い環境が良いことは多いですが色々な環境を経験させることが将来に繋がると感じています。
僕は昔田植えの時期に田んぼでサッカーをしていてこんなに田んぼ中だとサッカーって難しいんだ、バランスが取れないなど
遊びながら感覚を身につけていたんだなぁと思い出しました。

人工芝、天然芝、土、室内など様々な環境で色々な刺激を早い年代で経験し自分のデータを沢山作りどんな環境でも自分のプレーを出せる選手になってもらいたいですね!!

そして今後の課題というかこれからの選手は語学だと思います!!
海外で考えると環境はすぐ慣れたとしてもやはりコミュニケーションを取るためには時間がかかります。
また時間がかかりすぎてしまうと色々な弊害が出てしまうと思います。
戦術を理解しいていない=試合に出れない、負の連鎖が始まります。

海外を経験した選手からよく聞きますがもっと早い年代で海外を経験した方が良かった、語学をしっかり学んでおけば良かった、考え方など
違った、、、
でもこの経験がすごく大きな財産、経験になったと多く聞きます。

この難しい壁をさくっと乗り越えてもらうためにも日本語だけではなく将来プレーしたい国の語学を喋れてコミュニケーションを取れる選手になってほしいと思います。
ただ人に言われて気付くより自分で気付く方が絶対早いのでやはり経験ですね!!

僕自身も15歳の時Uー17日本代表候補のタイ遠征に選ばれて初めて海外に行きました。
好奇心旺盛でワクワクしかなかった記憶です。
不安より楽しみの方が勝っていてどんなんだろう?どんな相手と試合できるのだろう?
なんて今思えば若いっていいいなぁと思います。今ではもし海外に行くとなると色々考えていかなければならないですが若い時は
順応力も好奇心も多いし全てが新鮮で全てが経験になりますよね!

若い時は吸収力あります!!
いかに早い年代で色々な文化、サッカーに触れ国際経験を積むことが大切かを感じる日々です。

さて秋、ドイツページが動きます!!
お楽しみに!!

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